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売るのが先？購入が先？不動産を売るときはどっちがお勧め？

不動産を売却する際に物件を売るのが先か、新居を購入するのが先か？どっちがおすすめでしょうか？

結論から言ってしまえばどちらを先行するにしても一長一短。

なぜなら、それぞれにデメリット・メリットがあるからです。

例えば不動産を売却するのが先の場合は、新居ができるまでのスケジュール管理が大切になります。また、買いが先の場合は不動産売却での予算が確保できないため、不動産購入の為にある程度の資産が最初から必要になります。それぞれのメリット・デメリットをよく理解したうえで不動産の売買の順番を決めましょう。

売りを先に行う場合（今の家を先に売り払い、その資金で新居を買う場合等）

不動産売り先行の場合は売却金額が最初に決まりますので不動産購入物件の価格もそれに応じて決まってきます。

買い先行で不動産物件が決まって、不動産売値が予想以上に低くなって資金が追いつかない・・・。という不動産においての資金面でのトラブルは避けられます。

しかし！

不動産の売却が決まり、売却までのスケジュールが決まったらそれまでに
新しい住居、すなわち不動産物件を決めなければいけません。そうしないと、売却物件の明け渡し期日がきてしまい仮住まい生活を余儀なくされる・・・。

なんてことが起こりえるのです。

つまり、新居が決まっている場合は先に不動産物件を売ってしまうのも手ですが、新居が決まっていない場合は新居が完成するまでの間仮住まいをしなければいけません。仮住まいへの引越し費用や、家具などの保管場所も含め、多めに料金がかかってしまう場合があります。

ポイント■メリット
不動産を先に売るため売金額が決まるため、それを含めた不動産の資産運用ができる。
不動産運用での資金面でのトラブルは最低限に抑えられる

■デメリット
不動産の売却から新居購入・完成のスケジュールをしっかり管理する必要がある。

新居完成が不動産の明け渡しの時期に間に合わないと、仮住まいを余儀なくされる。
仮住まいの引越し費用も考えなければいけない。

購入を先にする場合（空き土地があり、そこに新しく建てる場合や引越しで、今の土地を売る場合）

逆に買い先行の場合、仮住まいの手配やその引越など無駄な出費は抑えられます。引越も新居への一度きりで済みますしその辺りはスムーズに行くでしょう。しかし不動産物件が売れなかった時や、不動産売却額が当初の予定より少なかった場合等、購入物件に見合わなかった場合にこまることになるでしょう。不動産購入の資金の調達が困難になったり、不動産が売れるまでの間は土地の税を払わなければいけません。

ポイント■メリット
仮住まいの手配など無駄な出費が抑えられる
引越しも一回で住むため、手間がかからずスムーズ。

■デメリット不動産物件が売れない場合、資金が確保できない。

不動産売却資金が確保できないため、ある程度の貯蓄が必要。
不動産や土地が売れるまでの間はその土地の税金を払う必要がある。

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